神奈川県は伊勢原の大山は別名を「雨降り山」と言われるほど、雲や雨の多いところだそうです。
あめふりやま、あふりやま、あふりか(違)、あふり・・・
というわけで、大山阿夫利(あふり)神社です。
ところが筆者が参加している第3回からは毎回快晴のこのツアー、今回も「はればれやま」と呼びたいくらいの好天に恵まれました!
われらが所長の龍水、名前は雨水を連想させますが、ここに来て晴れ男疑惑が持ち上がりました。
新宿駅から約1時間、小田急伊勢原駅に降りるとまず、目の前に大きな鳥居があります。
もちろん阿夫利神社のもので、さすが由緒ある神社です。
見回せば登山スタイルの善男善女が結構たくさん、大山ケーブルカー行きのバスに続々と乗り込んでいきます・・・
実は筆者も山登りするとは聞いていましたが、せいぜい高尾山くらいだろうとタカをくくって、普段町なかを歩くのと変わらない格好で来てしまいました。
(ちなみに所長も夜に何やら用があるとかでジャケットなんぞを着込んでおり、少々浮き気味のわれらでした^^;)
いかにも山ボーイ、山ガールな皆さまの装備を見てわずかな不安を感じつつも、素晴らしいお天気にウキウキと遠足気分でバスに乗ること約30分、ケーブルカー駅に着きました。
しかし、ケーブルカーは見えず。
ケーブルカー駅まで更に15分、「大山独楽街道」と呼ばれる土産物商店街を歩くことになります。
大山名物は独楽(コマ)、豆腐、こんにゃく、きゃらぶき、等々。
ついつい目を奪われますが、日が暮れてしまうと諭されしぶしぶ、帰りを楽しみに素通りいたします。
ケーブルカーに乗って、
下社に着きました。
ここからでも素晴らしい眺めです。
紅葉もだいぶ色付いていて目を楽しませてくれました。
お参りして、それぞれ御朱印をお願いしたり、御神水を頂いたり。
さていよいよ上社へと登る前に、いい感じの小母さんに愛想良く呼びこまれ、早くも茶店でひと休みです☆
ところが上社へ行くというと、その親切な小母さんが筆者(と所長もか?)を見て何度も、杖を貸そうか杖貸しますよ、と勧めてくださいます。
杖なんて使えるか、いやいやまだまだ若いつもりだぞ!、と思いつつ、内心不安が増してきます・・・
結局、杖は意地を張ってご遠慮させて頂いたものの、小母さんのご好意に甘えて所長がリュックサックをお借りし、そこに茶店で買った皆のおむすびを入れて背負ってくれて、意気揚々と出発したのでした。
いざ行かん! まず入り口から容赦無い階段が続きます・・・
道はこんな感じで結構、「山」です。なるほど、小母さんが杖を勧めるわけです。
意外と急な山坂で、10分も登ると、なめた格好で来たわりにタフな所長の他は、みんな息が上がってへろへろです。
日頃の運動不足を嘆きつつもせっかくだからと、皆で励まし合ってゆっくりと登っていきました。
すると、登るほどになんだか身体が楽になっていくのです!
大山は富士山からの龍脈上にあるそうで、そのパワーのおかげでしょうか。
足は軽くなり心は清々しくなって来たところで、突然、その富士山が姿を表しました!
疲れも一気に吹き飛ぶようでした。
富士山パワーでもうひとがんばり、皆でめでたく登頂です!
上社に入り振り返ると、ちょうど鳥居を額縁に富士山が見えました。
ところが肝腎のお社は・・・何と閉店ガラガラ〜☆
(シャッターが閉まっていました。時に風雨が強いためでしょう。)
お守りは頂上の茶店の小父さんが代理店をしてくれて、御朱印は下社で、「ちゃんと上社に御参拝しました!」と自己申告して頂くシステムのようです。
あれまあ、という感じでしたが、龍脈上にある頂上の氣の素晴らしさは格別で、登った甲斐が充分にありました。
眼下には相模平野が広がり、奥に相模湾も見え・・・
ハイ、ふりむけば富士山です。
実に実に爽やかで清々しく、「天晴れ」な心持ちになりました。
山頂で小母さんのおむすびも食べてすっかり元気になり、帰りは所要時間半分くらいで下山することができました。
茶店でリュックサックをお返ししてひと休みし、写真も撮って頂きました。
ジャケット姿が所長の龍水、スカート姿が筆者☆
そしてまたケーブルカーに乗って、独楽街道で駆け足でお目当てのお土産を買い、バスの座席も確保して、無事に伊勢原駅まで戻ることができました。
いやはや、今回は想像以上に「ザ・登山」でしたが、山のお社ならではの爽快さや眺めの素晴らしさを堪能することができました。
なかなか一人では行かないところですから、ツアーで皆さまとご一緒できて本当に良かったです。
今回もとても楽しいツアーでした。
そしてやっぱり氣が良かったのか、疲れが残ることもなく、翌日も元気いっぱいでした。
次回の「開運!神社めぐりは12月22日、冬至で新月で大安の凄い日に、今度は都内は早稲田の穴八幡宮に冬至の夜に貼るお守り、「一陽来復守」を頂きにまいります。
その後ランチの後、所長の龍水とクリスタルボウル奏者・音香(筆者です)との一陽来復スペシャルコラボ企画もただいま氣合いを入れて練り上げ中ですので、どうか合わせてお楽しみ頂ければ幸いに思います。
お読みいただきどうもありがとうございました。
皆さまの更なる開運をお祈りしております。